2013/02/02

AutoCADとInventorの連携(2)

AutoCADとInventorの連携(1)とは違う別の手法で
Inventorへ連携、板金展開までの手法を紹介します。

形状は



これです。




まず、はアイソメビューにして、



中央の形状を、



境界引き伸ばしで200の高さで引き伸ばします。




引き伸ばしたオブジェクトを選択してsat形式で書き出します。



(1)と同様に書き出したファイルをInventorで読み込みシートメタルに変換し、
シートメタルの既定の設定まで板厚など同様に設定します。



シートメタルタブの曲げを選択します。



エッジを選択し、



曲げ属性を付けるエッジを指定します。



曲げ属性のプレビューになります。
問題なければダイアログの適用を選択し残りのエッジも同様に
曲げ属性を付けます。



完成です。
あとは(1)の時と同様にフラットパターンを作成のコマンドで
展開してください。

手順を踏んでやってみていただいたらわかると思いますが
今回の手法の方が(1)の時より簡単で早いです。

しかしソリッドの形状によっては(1)の方が早い場合もあります。

最終的なモデルの形状までどんなコマンドを使用するかで
モデリングの速度は変わります。

経験と慣れもありますが、まずはどうコマンドを組み立て、
どのソフトをどう使うかを考えるようにしながらモデリングを
行うことが大事ですね。

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